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June 2006

June 24, 2006

生涯学習講座

今日は、地域の生涯学習講座の初日。テーマは家庭園芸・食品加工講座。市報の案内で申し込んだのだが、定員25人に対し2倍の応募があったそうだ。今日は運良く当選の25人中24人の参加であった。25人の内訳は、男5人、女20人、女性の積極性を感じる。

開会式のあと早速実習に入る。いろいろなテーマで講座があるが、今日のテーマは洋ランの培養と順化。この講座は地域の県立農業高校の協力で行われ、高校の先生が交代で教えてくれる。

培養はバイオ園芸科の担当で、白い作業服の帽子をかぶり無菌室に入る。入り口は二重になっていて外で手を洗った後、一度エレベータのような殺菌室で消毒を受け、実験室にはいる。みななんとなく一人前の科学者の雰囲気になる。実験室には各人用の作業用のボックスが用意されており、ピンセットとメスを使って株をわける。ピンセットとメスはアルコールで消毒し、水で洗って、バーナであぶった後、株を分けていく。それをフラスコのなかの寒天でできた栄養台の上に植えつけていくのだがなかなかうまく行かない。あとで隣の人たちのをみるとなかなかバランスよく植えつけられていた。ちょっとショック。

フラスコの口をアルミ箔でふさぐと、ばい菌は入らないが、空気は呼吸できるのだとのこと。フラスコの口とアルミ箔はバーナで軽くあぶって殺菌しておく。これで培養の作業は終了。実験室を出て次の実習に移る。次は順化。

無菌状態でフラスコの中で2-5ヶ月すると先ほどの株(PLB)から芽がでてくるそうだ。今日はこの芽がでた状態になったものが用意されていて、それをもらって、よく洗う。このとき寒天の台をきれいに落とさないとカビが生えて失敗になるそうだ。この芽を水苔で巻いてビニールの鉢に植える。鉢の半分に水苔を軽く絞っていれる。芽を水苔の上にのせ、またそれを水苔で巻いて根が見えない状態にして先ほどの鉢の中におく。周りにも水苔を敷き詰めて実習完了。

無菌のフラスコの中から芽をだし、ばい菌のいる空気中に出し、育てていくのを順化というそうだ。人間で言えば赤ちゃんがお母さんのおなかのなかから生まれて育つ3ヶ月くらいのイメージであろう。

先ほどのフラスコに植えた株と鉢に植えた洋ランの芽はお土産に持って帰って家でそだてるようにとのこと。洋ランはシンビジュームで比較的育ちやすい種類とのことだが過去の実績から家庭で育てていくのは至難の業と思いながら家路へついた。

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